市川憂人
市川憂人さんの3作目「グラスバードは還らない」を読みました。前の2作に劣らず面白く期待を裏切らない作品でした。 ほぼ同時進行の2つの事件、ガラス張りの迷宮での密室殺人は見立てのようなものはないですが「そして誰もいなくなった」風でもあり、崩壊す…
第26回鮎川哲也賞を受賞し当時から『そして誰もいなくなった』と『十角館の殺人』を彷彿させるクローズドサークルのミステリー小説と話題になった『ジェリーフィッシュは凍らない』 先月に文庫化されたため購入し夢中になって読むことができました。 個人…